SAA / Sasakawa africa association
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SG2000はウガンダにおいて、1996年より農業・畜産・漁業省(MAAIF)と共同で活動を始めました。活動はアブ=マイケル・フォスター博士が主導し、SG2000はウガンダ農業諮問普及機関(NAADS)の設立に協力しました。NAADSは多くの資源を地方政府に移管し、各地区において大きな影響力のある技術移転手法を管理できるようにしました。

最初の栽培期間には、7地区に約140の実証圃場が設けられ、マイケル・フォスター博士はこれらの圃場の成果に満足しました。ほとんどの圃場で生産量が倍増し、3倍増した圃場もいくつかありました。普及員の研修と農民のフィールドデーにより、実証圃場の目的と成果に対する一般認識が向上し、家畜に牽引させる道具を正しく使う訓練に対する農民の関心も非常に高まりました。

ウガンダの農民は従来、農作物に肥料を使う習慣がありませんでした。SG2000は改良技術を導入しやすくするため、実証圃場のサイズを小さくし、推奨パッケージのコストを低く抑えました。圃場の大きさは1,000 m2とし、生産量を手で掴める量ではなく袋単位で比較できる程度の大きさとしました。
実証プログラムに参加した農民は、1圃場ごとに必要な分量をパックした種子と肥料を地元の販売業者(小売業者)から仕入れることができ、その費用は1圃場につき10ドル以下となっていました。

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また、家畜牽引研修ユニットが初めて設けられ、農民たちはより良いすき、まぐわ、草刈り機の使い方、牽引用家畜の優れた操作方法などが学べるようになりました。また、ウガンダでは明確な乾期がないため、収穫後の乾燥処理に重点がおかれました。キャッサバ処理の労力を軽減するため、SG2000は地元メーカー2社に対し、農村単位の簡易キャッサバ処理機の製造学習支援を行ないました。

1997年には、トウモロコシの実証圃場、およびトウモロコシ・ピーナッツ・大豆の様々な複合栽培の実証圃場が約1,000ヶ所も作られました。また、雄牛利用と改良農具の実習も強化されました。農民組合や民間業者と提携し、種苗購入を拡大する農村販売業者開発プログラムも進められました。また、各世帯における収穫後貯蔵設備を改良する収穫後プログラムも実施されました。

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1998年には1,149ヶ所の実証圃場で栽培が行なわれ、うち95%がトウモロコシでした。スクラ社およびバルトン社という2大農業資材販売業者(種子・肥料)の確立が大きな活動成果と言えます。
フォスター博士は「この販売業者ネットワークの拡大にともない、数千人の農民が農場から歩いていける距離で必要な仕入れを行えるようになりました」と話しています。1998年には、この販売業者ネットワークが9,000人の農民に対し、12,806個の実証キットを販売しました。また、多くの農民が参加したフィールドデーや、国内ラジオ放送や新聞を通じて、技術に対する認識も高まりました。

また、貯蓄・融資組合を設立する取り組みも強化されました。組合数は95におよび、女性を中心とした会員が総額10,900 USドルを貯蓄しました。うち15の組合では、貯蓄額の一部を家畜牽引農具の頭金に充当しています。

2001年には24地区でSG2000プログラムが実施されました。普及員300名以上を動員し、272の準農村地域の農民と協力して、実証および研修で学んだ技術を実践しました。

SG2000はウガンダ政府の「農業近代化計画(PMA)」を積極的に支援してきました。PMAはSG2000に対し、世界銀行やその他の出資者と提携して地域当局による農業開発を支援するチャンスを提供してくれました。

ウガンダでは14,000人以上の零細農民がプログラムへの参加を続け、トウモロコシ、ソルガム、ピーナッツ、インゲン豆、キマメの実証圃場における生産高は、従来農法による生産高をはるかに上回るものとなりました。

マイケル・フォスター博士は「私たちはワンストップセンターを設立することにより、強固な農民組合が生まれ、従来、SG2000の支援のみに頼って行なわれてきたプログラム活動を今後も継続できるようにしたいと思います。また、必要な資材や設備、農民の知識・スキルの基地として活躍してくれることと思います」と話しています。5年間に20ヶ所のワンストップセンター設立が予定されました。

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また、数百におよぶ地域の販売業者に対し、販売業者研修が行なわれました。これらの販売業者は今や百万世帯以上の農家に種子や肥料を販売しています。2000年にはこれらの販売業者が15,000トン近い肥料を販売しました。
最近、ウガンダ国内の販売業者がある外国供給業者との直接取引を実現し、これによってウガンダ農民に対する肥料供給効率が向上しました。肥料価格(主として尿素)も1トンあたり平均170 USドルに低下し、これにより肥料と種子の売上は急激に増加しました。

改良マメ類種子は大きく不足しており、これを克服するため、キマメ、ピーナッツ、インゲン豆、ムクナといった豆類を農民間流通制度によって増やすことに取り組みました。過去3年間で、557トンの豆類種子が農民の農場で増やされました。
また、地元では「ナロンゴ」と呼ばれるガーナの高蛋白トウモロコシ(QPM)「オバタンパ」が公式に発売され、2001年には種苗育成業者組合と民間種苗会社の協力により、200ヘクタールに植付けが行なわれました。2002年にはナロンゴのクリーンシード1,000トン生産を目標としました。

2005年には、SG2000プログラムおよびその活動・目標の完全達成を目指す重点国としてウガンダでのプロジェクト継続を決定しました。